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債券は上昇、20年入札結果受け買い優勢-長期金利はマイナスに転じる

更新日時

債券相場は上昇。市場の一部で警戒されていた20年利付国債入札が無難な結果となったことで安心感から買いが優勢となり、先物は上げ幅を拡大したほか、長期金利はプラス圏からマイナスに転じた。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比11銭高の152円02銭。午前は小幅に下げる場面もあったが、20年入札結果を受けて水準を切り上げ、一時は152円05銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.005%。横ばいの0.005%で始まり、午後に入ると徐々に水準を切り下げた

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 20年債入札は無難な結果で、先物にも好感した買いが入ったようだ
  • ただ先行き金利低下を予想する材料は少なく、上値は重い
  • 昨日の日銀の残存期間5-10年の国債買い入れオペでゼロ%での応札が相当入っており、これまで金利の上限とみられていた10年ゼロ%がむしろ下限になる可能性を示唆した
長期国債先物3月物の日中取引推移

20年債入札

  • 最低落札価格は99円90銭、ブルームバーグが調査した市場予想中央値と同じ
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.83倍、前回は4.10倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は9銭と前回の5銭から拡大
  • 備考:20年利付国債の過去の入札結果(表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.100%-0.005%0.305%0.455%0.485%
前日比-0.5bp-0.5bp-1.0bp-0.5bp横ばい横ばい
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