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米金融当局の政策、リスク資産の上昇あおる-ダラス連銀総裁

ダラス連銀のカプラン総裁は低い米政策金利と、将来の利上げへのハードルが高いとの認識、米金融当局のバランスシート拡大が資産価格の押し上げにつながっていると指摘した。

  カプラン総裁は15日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「これら3つの要因すべてがリスク資産のバリュエーション上昇に寄与している」と発言。「これに対してわれわれは敏感でなくてはならないと考える」と述べた。

  米金融当局が再開した財務省証券の購入について、カプラン氏は「リスク資産に一定の影響を及ぼしているというのが、私の見解だ」と説明。「当局が証券を購入し、一段の流動性を注入すれば、それはQEに派生した行為であり、リスク資産に影響する。バランスシートの拡大は無償ではないと私が言うのは、これが理由だ。コストが伴う」と話した。

  カプラン氏はバランスシートの拡大において慎重であるよう米金融当局に呼び掛けた。同氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持つ。

  「われわれはこれまで、必要なことをやってきたと思う。しかしこの措置を段階的に縮小し、バランスシートの拡大を抑える計画を考案し、それを伝達することが非常に重要だ」と総裁は続けた。

原題:
Fed Fuels Rise in Risk Assets With Balance Sheet, Kaplan Says(抜粋)

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