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イラン大統領が警告、欧州も深刻な危険にさらされる恐れがある

  • 英仏独、イラン核合意の違反を巡り紛争解決メカニズムを発動
  • 米軍には「分別ある」撤退を望む-イランのロウハニ大統領

イランのロウハニ大統領は15日、米軍の中東駐留がもたらす不安定な情勢が続けば、域内にいる欧州の兵士も今後、さらに深刻な危険にさらされる恐れがあると警告した。

  米国がイランとの対立を深める中で欧州とイランとの関係も打撃を受ける恐れがある。英国とドイツ、フランスは14日、イランが2015年の核合意で定められたウラン濃縮活動制限に違反したとして、同国に抗議する正式な手続きに着手した。米国は1年8カ月前にイラン核合意から離脱し、同国への制裁をあらためて科した。

  ロウハニ大統領は閣議で、域内の情勢が安定化するよう米軍には「分別ある」撤退を望むとし、「多くの間違いを犯すことをやめ、戻るべきだ」と述べた。さらに「今日は米軍兵士が危険にさらされ、明日は欧州の兵士にも危険が及ぶ恐れがある」と発言した。

  英独仏はイラン核合意で定められている紛争解決メカニズムの発動を明らかにした。これによりイランへの圧力は強まるが、最終的にはイラン核合意の履行を目指すとしている。

原題:Rouhani Warns Europe Over Mideast Role as Ties Sour on 2015 Deal(抜粋)

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