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ユーロ圏経済に安定の兆し、金融政策維持へ-ECB政策委2人が示唆

  • 米欧の年内のリセッション入りリスク、排除できる-仏中銀総裁
  • 見通しに対する下振れリスクは減少した-メルシュ理事

ユーロ圏経済は回復への基盤が再び整い始めていると、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー2人が述べた。金融政策は当面据え置きが続くことを示唆した。

  フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁は14日、パリで開かれた銀行業界との会合で、米国か欧州が年内にリセッション(景気後退)入りする可能性は事実上排除できると発言。これより先にメルシュ理事も、ユーロ圏経済への警戒態勢を完全に解除するにはまだ早いが、「安定化の良好な兆しが見られているのは確かだ」と語った。

  2人はいずれも、ユーロ圏経済のこれまでの安定ぶりはECBの12月の予測に一致すると指摘。ECBはこの予測で、ユーロ圏の2020年経済成長率を1.1%と小幅に下方修正した。

  メルシュ氏は「このシナリオに下振れリスクが依然あるかを見守ることになる」とし、「下方向への傾きが減ったことは間違いない」と述べた。ただ、同時に「他の政策分野の関与は依然必要だ」と続けた。

  ビルロワドガロー氏は「われわれの政策や金利が今後数カ月にわたり据え置かれるとの見方は合理的」だろうと主張した。

原題:
ECB Officials See Euro-Area Economy Stabilizing at Start of 2020(抜粋)

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