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MUFG亀沢氏が社長兼CEO昇格へ、デジタル化加速-関係者

更新日時
  • 三毛社長は副会長に、銀行頭取は継続ー平野会長は続投
  • 同社として初の理系トップ誕生、MUFGコインなどデジタル推進

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は亀沢宏規副社長を4月に社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格させる方針を固めた。関係者が15日、明らかにした。三毛兼承社長は代表権のある副会長となる。平野信行会長は続投する。

Japanese Banks Face Headwinds Even With Profit Goals in Sight

都内支店の看板(19年1月)

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  亀沢氏は1986年に三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。市場部門やニューヨーク支店を経て、帰国後はシステム部門でデジタル化などを担当。デジタル・トランスフォーメーション・オフィサーとしてMUFGコインなどを含むグループ全体のデジタル推進を担ってきた。理系出身のトップは同社初。

  MUFGでは、「構造改革を加速するためには早期に強力なリーダシップが必要」として、2019年4月から三菱UFJ銀行の三毛頭取がグループ会社の社長を兼務していた。亀沢氏はその際に新設された副社長職に就任していた。銀行頭取を経験していない社長はグループとして初めてとなる。

  亀沢氏の社長就任で、三毛氏は銀行頭取としての業務に集中する。亀沢氏がグループ全体のデジタル戦略をけん引し、米州で銀行や証券事業を統括した三毛氏と役割分担をして経営にあたることになる。

  MUFGは同日、代表執行役を含む役員人事については、指名・ガバナンス委員会で審議を重ねており、決定次第速やかに公表するとコメントした。

  国内の銀行は、長引く低金利環境や人口減少により収益環境の改善を図っており、金融庁が今年5月と定めた期限に向け、金融機関が持つ顧客データや機能を外部事業者と連携する「オープンAPI」の取り組みを進めている。

(5段落目にMUFGのコメントを追加します)
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