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超長期債が下落、あすの20年入札に向けた売り圧力でースティープ化

更新日時

債券市場では超長期債相場が下落した。あすの20年国債入札に対する警戒感が強く、午後から売り圧力が強まった。日本銀行が実施した長期ゾーン対象の国債買い入れオペの結果が弱かったことも影響し、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発20年債利回りが0.31%、新発30年債利回りは0.455%、新発40年債利回りは0.485%と、いずれも前日比0.5ベーシスポイント(bp)上昇
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.005%。マイナス0.005%に低下して取引を始めた後、午後に戻した
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比3銭高の151円91銭。前日の米長期金利低下を受けて朝方に152円05銭まで上昇したが、日銀オペ結果を受けて午後は上げ幅を縮小した

市場関係者の見方

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 超長期はあすの20年入札に向けて、午後から調整売りが出た
  • 20年債は0.3%台でそれなりに需要があるかもしれないが、10-20年間の金利差が今までになく縮小しており、割高化する中で、どう取り組むか警戒感が生じてもおかしくない
  • 一方、中短期ゾーンはしっかり。昨日は5年入札を無難にこなした上、日銀が短期国債買い入れオペを1兆円に増額したのも驚きだった

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下、買い入れ額は3500億円で据え置き
  • 応札倍率は3.99倍と2018年7月以来の高水準となり、売り圧力の強まりが示された
  • みずほ証券の松崎氏
    • 応札倍率など弱い結果で、午後に先物や10年債の売りが出た
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧  

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.100%0.005%0.310%0.455%0.485%
前日比-1.0bp-1.0bp横ばい+0.5bp+0.5bp+0.5bp
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