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きょうの国内市況(1月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、米中問題への楽観後退と米経済指標停滞-輸出安い

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  東京株式相場は反落。米中が第1段階の貿易合意への署名を控える中、米国の対中関税引き下げに対する不透明感が高まり、グローバル景気に敏感な電子部品や機械などの輸出関連、証券など金融、通信株が安くなった。

  • TOPIXの終値は前日比9.47ポイント(0.5%)安の1731.06
  • 日経平均株価は同108円59銭(0.5%)安の2万3916円58銭

  三菱UFJ国際投信の向吉善秀シニアエコノミストは「米中交渉の楽観的なシナリオに少し修正が入り下げている」と話した。日経平均の今期予想PERは14.5倍と、2012年以降の平均14.8倍に接近しており、「決算発表が出そろうまで上値は2万4500円程度だろう」と同氏はみる。

  • 東証33業種では機械、電機、非鉄金属、情報・通信、証券・商品先物取引が下落
  • 鉄鋼とゴム製品は上昇

●債券は上昇、米長期金利の低下や5年入札順調で買い優勢

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  債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだことに加えて、5年利付国債入札が順調な結果となったことで買いに拍車がかかった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比12銭高の151円88銭。買い先行後にいったん1銭安の151円75銭まで下げる場面があったものの、5年入札の結果を受けて水準を切り上げ、一時151円92銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは同0.5ベーシスポイント(bp)低い0.005%、5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.095%
  • 一方、新発30年債利回りは一時0.455%、新発40年債利回りは0.485%と、ともに昨年11月以来の水準まで上昇

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 長い目でみて米中関係の不透明感が残る中、米長期金利の低下を受けて買いが先行
  • 5年債入札の結果は応札倍率も上がり順調だったということで、先物には買い戻し圧力が掛かった
  • ただ、日本銀行の追加緩和期待がだいぶ前から後退している状況下で、入札が良かったからといって利回りがどんどん下がるわけでもない

5年債入札

  • 最低落札価格は100円93銭、市場予想は100円92銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.48倍、前回4.02倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)はゼロと昨年1月以来の小ささ、前回8銭
  • 岡三証の鈴木氏
    • 直近の利回り水準では買い需要があることが確認された

●ドル・円は小幅安、合意署名控え米中関係への楽観後退-109円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台後半で小幅安。海外時間に米中貿易交渉に関する第1段階合意の署名を控えて、両国の関係改善への過度な期待が後退し、円を買い戻す動きがやや優勢となった。

  • ドル・円は午後3時5分現在、前日比0.1%安の109円92銭。朝方付けた110円01銭から一時109円82銭まで円買いが進行
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も円買いがやや優勢。オーストラリアドルは対円で0.2%安の1豪ドル=75円80銭

三菱UFJ銀行の平井邦行上席調査役(ニューヨーク在勤)

  • 米中については諸手を挙げて喜べる状況ではなく、少し楽観論がはく落するだけでもドル・円は調整が入りやすい
  • まだ第1段階合意で、イラン問題もあり、ここから急激な楽観論は難しい。110円がレンジの下限となり、115円を目指すには合意内容でかなりのポジティブサプライズが必要
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