コンテンツにスキップする

米大統領の対イラン軍事制限決議案、上院共和党の支持十分-民主議員

  • 議員51人が賛成票を投じると明言したとケーン議員
  • 上院の後、下院でも可決されれば大統領が拒否権行使する公算大

ティム・ケーン米上院議員(民主)は14日、イランに対しトランプ大統領が議会の承認なしで軍事行動を起こす権限を制限する決議案について、上院通過に十分な数の共和党議員から支持を得たと述べた。

  この動きは、イラン革命防衛隊精鋭部隊のソレイマニ司令官を無人機で殺害した理由に関するトランプ政権の説明が変わったことに対し、共和、民主両党議員が抱く不満を反映している。先週、米政府はソレイマニ司令官殺害について説明したが、共和党上院議員から「侮辱的だ」と非難された。

  ケーン議員は同日、自身が提出したトランプ大統領の対イラン軍事行動を制限する決議案に対し、議員51人が賛成票を投じると明言したと述べた。同議員によると、マイク・リー、ランド・ポール、スーザン・コリンズ、トッド・ヤングの各共和党上院議員が支持する見込み。

  このうちリー、ポール両議員は先週、政府の説明を巡りポンペオ国務長官ら政権高官を非難した後、ケーン議員の取り組みを支持するつもりだと述べた。

  ケーン議員は記者団に対し、「特に先週の政府による説明の後、共和党上院議員らと話す機会があったが、議会は頭痛の種だというのが政府の態度だったため、彼らは落胆していた」と述べた。

  国務省と国防総省の高官らは15日に上院外交委員会メンバーに対しても非公開の説明会を行う予定。

  ケーン議員の決議案が上院を通過した場合、下院でも承認されれば大統領に送付される。トランプ大統領はおそらく拒否権を行使するとみられている。

  下院では既に同様の内容の決議案が可決されているが、この際、賛成票を投じた共和党議員は3人にとどまっていた。

原題:Senate Readies War Powers Bill to Limit Trump’s Iran Options (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE