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折り畳みディスプレー柔宇科技が米IPO申請、10億ドル規模

  • 昨年3月時点は80億ドルの評価で私募調達計画も米IPOに方針転換
  • 中国のVCセクターの低迷で流動性タイトに
Bill Liu holds a Royole Corp. Flexpai smartphone in 2019.
Bill Liu holds a Royole Corp. Flexpai smartphone in 2019. Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg
Bill Liu holds a Royole Corp. Flexpai smartphone in 2019.
Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

世界で初めて折り畳み式携帯電話を製造した中国のフレキシブルディスプレーメーカー、柔宇科技(ロヨル)が米国での新規株式公開(IPO)を内々に申請した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。約10億ドル(約1100億円)規模を目指しているという。

  非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、柔宇科技は調達資金を販売・マーケティング強化と研究施設の拡大に充てる意向。昨年3月時点の関係者の話では約80億ドルの企業価値評価で10億ドルの私募調達を計画していたが、中国のベンチャーキャピタル(VC)セクターの低迷で流動性がタイトになり、米市場を選択したという。

  最先端の有機EL技術を使って折り曲げ可能なスクリーンを生産する柔宇科技は、韓国のサムスン電子や中国の京東方科技集団(BOE)と競合。同社がどのような時間枠でIPOを検討しているのかは不明。柔宇科技の担当者はコメントを控えた。

原題:
Display Maker Royole Is Said to Seek $1 Billion in U.S. IPO (1)(抜粋)

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