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JPモルガン、10-12月トレーディング好調-19年通期は過去最高益

  • FICCトレーディング収入、アナリスト予想を10億ドル上回る
  • 貿易問題の一部解決が年末にかけて市場の活動支えた-ダイモン氏

JPモルガン・チェースの2019年通期利益は米銀史上最高となった。

  10-12月(第4四半期)は債券を中心にトレーディングが好調で、前年同期比21%増益となった。通期利益は過去最高の364億ドル(約4兆円)を記録した。

  第4四半期の債券・通貨・商品(FICC)セールス・トレーディング収入は34億5000万ドルと、アナリスト予想を約10億ドル上回った。年末の数週間の活発な取引が寄与し、証券化商品と金利の取引で利益を上げた。前年同期は激しい市場変動で顧客が取引を手控え、債券トレーディング収入が金融危機以来の低水準に落ち込んでいた。

  ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「引き続き高レベルの複雑な地政学的問題に直面しているが、世界の成長は低いながら安定し、貿易問題の一部解決が年末にかけて顧客と市場の活動を支えた」と説明した。

Bonds Bounce Back

JPMorgan posts best fourth-quarter FICC revenue in more than a decade

Source: Company filings

  第4四半期のトレーディング収入は前年同期比56%増の49億5000万ドルとアナリスト予想を上回り、第4四半期として10年余りで最高だった。

  米銀の19年第4四半期決算はJPモルガンによって好調なスタートを切ったが、アナリストは20年の業績は現実的な数字に戻るとみている。JPモルガンは今年の通期目標は示さなかった。1-3月の純金利収入は約140億ドルと見込んでいる。

  第4四半期純利益は85億2000万ドル(1株当たり2.57ドル)。1株当たり利益のアナリスト予想は2.36ドルだった。純金利収入は142憶ドル。通年では572億ドルと、自社見通しの575億ドルを若干下回った。

  

原題:JPMorgan’s Trading Surge Helps Fuel Most Profitable Year Ever、JPMorgan 4Q FICC Sales & Trading Revenue Beat Est.(抜粋)

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