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債券は上昇、米長期金利の低下や5年入札順調で買い優勢

更新日時

債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだことに加えて、5年利付国債入札が順調な結果となったことで買いに拍車がかかった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比12銭高の151円88銭。買い先行後にいったん1銭安の151円75銭まで下げる場面があったものの、5年入札の結果を受けて水準を切り上げ、一時151円92銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは同0.5ベーシスポイント(bp)低い0.005%、5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.095%
  • 一方、新発30年債利回りは一時0.455%、新発40年債利回りは0.485%と、ともに昨年11月以来の水準まで上昇

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 長い目でみて米中関係の不透明感が残る中、米長期金利の低下を受けて買いが先行
  • 5年債入札の結果は応札倍率も上がり順調だったということで、先物には買い戻し圧力が掛かった
  • ただ、日本銀行の追加緩和期待がだいぶ前から後退している状況下で、入札が良かったからといって利回りがどんどん下がるわけでもない
長期国債先物3月物の日中取引推移

5年債入札

  • 最低落札価格は100円93銭、市場予想は100円92銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.48倍、前回4.02倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)はゼロと昨年1月以来の小ささ、前回8銭
  • 岡三証の鈴木氏
    • 直近の利回り水準では買い需要があることが確認された
  • 備考:過去の5年債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.125%-0.095%0.005%0.305%0.455%0.480%
前日比+0.5bp-0.5bp-0.5bp横ばい+0.5bp横ばい
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