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米バイオテク株下落、JPモルガン主催会議で大型合併の発表なし

  • iシェアーズ・ナスダック・バイオテクノロジーETFは一時2%安
  • アイオバンスやインターセプト、ユニキュアなど売られる

13日の米株式市場でバイオテクノロジー企業の株価が下落した。今年の同業界を方向づけると最も期待されていたイベントの一つで大型合併の発表がなかったことが失望された。

  サンフランシスコでJPモルガン・ヘルスケア会議が開幕したが、ナスダック・バイオテクノロジー株指数に連動する成果を目指す「iシェアーズ・ナスダック・バイオテクノロジーETF」は一時2%安と、取引時間中としては昨年10月8日以来最大の下げとなった。

  会議に先立ち、テラドック・ヘルスが株式未公開のインタッチ・ヘルスを6億ドル(約660億円)で買収する合意が明らかになったが、買収額は昨年の同会議前に発表されたブリストル・マイヤーズスクイブによるセルジーン買収合意(740億ドル)には程遠かった。

  イーライリリーが10日発表した11億ドル規模の米デルミラ買収合意も投資家の買い意欲にはつながらなかった。プレミアムはデルミラの9日株価終値の2.2%にとどまり、現金で支払う1株18.75ドルの買収額はデルミラが2017年3月に記録した終値ベースの最高値38.03ドルの半値にも達していない。

Biotechs fizzle as 2020 M&A fails to make a mark

  13日は、アナリストの合併・買収(M&A)リストの上位に頻繁に登場する一部銘柄の下げが目立った。アイオバンス・バイオセラピューティクスの株価は一時15%安、インターセプト・ファーマシューティカルズとシアトル・ジェネティクスもそれぞれ一時8.5%、7.3%下げた。身売りなどの選択肢を探っているとブルームバーグ・ニュースが昨年6月に報じたユニキュアは一時9.8%沈んだ。

原題:
Biotech Stocks Slip on Lack of Deals at JPMorgan Conference (1)(抜粋)

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