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1月13日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:円が下落、ユーロ上昇ー中国の操作国除外の報道で

  13日のニューヨーク外国為替市場では円が下落した一方、ユーロとオフショア人民元が上昇した。トランプ政権が中国に対する為替操作国の認定を解除する計画だとの報道が伝わり、リスク選好のムードが高まった。米中は15日に第1段階の貿易合意に署名する予定。

  • 円は対ドルで109円94銭と、昨年5月23日以来の安値を付けた。オフショア人民元は一時0.5%上昇し、7月29日以来の高値
  • ユーロは3日続伸。豪ドルも2日続伸。貿易への依存が高いため、中国に関する明るいニュースは両通貨の支援材料
    • 米国の標的が、過小評価されていると認識しているユーロに移るとの臆測も支援材料
  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.1%未満の上昇。一時は0.2%上げていた。ドルは主要10通貨の大半に対して下げた
    • ポンドは最も下げた。軟調な英経済指標に加え、金融政策委員会(MPC)のブリハ委員がハト派的な見解を示したことがポンド売りを誘った。ニューヨーク時間午後4時21分現在、対ドルで0.6%安の1ポンド=1.2989ドル
  • ドルは対円で0.4%上昇の1ドル=109円93銭
    • 欧州のトレーダーによると、109円73銭の上値抵抗線を越えたところで、損失覚悟のドルの買い戻しが誘発された
    • 香港のブローカーによれば、110円ちょうどにバリアオプションが控えている
    • ユーロは対円で4日続伸。一時は1ユーロ=122円49銭と、12月30日の高値に並んだ
  • ユーロは0.1%高の1ユーロ=1.1135ドル

原題:Yen Softens, Euro Rises After Currency Report: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が最高値更新、ハイテク主導-国債下落

  13日の米株式相場は反発。テクノロジー株を中心に買いが入り、S&P500種株価指数とナスダック総合指数が最高値を更新した。今週は企業決算の発表が本格化するほか、米国と中国は第1段階の貿易合意に署名する予定だ。

  • 米国株は反発、S&P500とナスダック総合が最高値
  • 米国債は下落、10年債利回り1.84%
  • NY原油先物は続落、1カ月ぶり安値-中東の緊張和らぐ
  • NY金先物は反落、最大ETFから先週に10億ドル超が流出

  アップルやテスラ、マイクロソフトが買われ、S&P500種とナスダック総合を最高値に押し上げた。米政権が中国に対する為替操作国の認定を解除する計画だと伝わると、株式相場は上げ幅を拡大した。14日には米銀大手の一部が業績を発表し、決算シーズンが実質スタートする。年間で見た企業利益は昨年、過去3年で最も小幅な伸びにとどまったと見られている。

  S&P500種は前週末比0.7%高の3288.13。ダウ工業株30種平均は83.28ドル(0.3%)高の28907.05ドル。ナスダック総合は1%上昇。ニューヨーク時間午後4時43分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.84%。

  インベスコの世界市場担当チーフストラテジスト、クリスティーナ・フーパー氏はブルームバーグテレビジョンに対し「底堅い決算シーズンになるというのが当社の予想だ。並外れて良くもないが、深刻に悪いわけでもないという見方だ」と指摘。「さえない決算だったとしても、あまりにも緩和的な環境が株式を含むリスク資産を支えるのは確実だ」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。昨年12月初旬以来の安値となった。中東の地政学的な緊張が和らいだとの見方から、売りが膨らんだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は96セント(1.6%)安の1バレル=58.08ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は78セント下げて64.20ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。逃避先資産から高リスク資産に投資資金が流れた。世界最大の金ETF「SPDRゴールド・シェア」からの資金流出額は先週10億ドルを超え、2016年以来の大規模となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、0.6%安の1オンス=1550.60ドルで終了。

原題:Tech Leads Stocks to Record Highs; Treasuries Drop: Markets Wrap(抜粋)

Oil Falls to the Lowest in Over a Month as Gulf Tensions Recede

PRECIOUS: Top Gold ETF Saw $1 Billion of Outflows Last Week

◎欧州債:ドイツ債利回りは昨年5月以来の高水準に、英国債は上昇

  13日の欧州債市場でドイツ債利回りが昨年5月以来の高水準をつけた。今週もユーロ圏では大型入札が続く見通しだ。英国債は上昇。金融政策当局者が利下げを支持する可能性を示唆した。

  • ドイツ債のイールドカーブはスティープ化した。スペインは10年債、キプロスは10年債および20年債を発行する
  • 英短期金融市場が織り込む1月利下げの確率は50%、10日の時点では約25%だった
  • ドイツ10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げてマイナス0.16%、イタリア10年債利回りは7bp上げて1.39%、英10年債利回りは2bp下げて0.75%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Bund Yields Climb to Highest Level Since May: End of Day Curves(抜粋)

(株・国債・商品と外為を更新します)
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