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米国防長官は証拠把握せず-トランプ氏が挙げた司令官殺害指示の根拠

  • 「複数の大使館への脅威は存在」も証拠は「目にしなかった」
  • トランプ氏、4カ所の米大使館が標的になっていたと10日発言

エスパー米国防長官は12日、イラン革命防衛隊精鋭部隊の司令官殺害に先立ち、イランには米施設を数日以内に攻撃する計画があったとしつつ、トランプ米大統領が殺害指示の根拠として10日に言及した4カ所の米大使館を標的とする攻撃については、具体的証拠を目にしていないと述べた。

  エスパー長官はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で具体的な証拠について問われ、「4カ所の大使館に関しては、1つも目にしなかった」と答えた。

  CNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」にも出演した同長官は「複数の大使館への脅威は存在したと確信する」と発言し、「攻撃は数日内に迫っていたと思う」と述べた。実施されれば「敵意がむき出し」になったろうとも付け加えた。

  CNNでエスパー長官は、トランプ大統領がバグダッドにある米大使館以外にもイランが「地域の他の大使館を恐らく狙っている可能性はあると思う」と述べたと説明し、長官自身も「それを信じている」と語った。

Secretary Of Defense Nominee Mark Esper Confirmation Hearing

エスパー米国防長官

  一方、「FOXニュース・サンデー」に出演したオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)はトランプ氏の主張を擁護。「少なくとも4カ国で大使館を攻撃しただろうとの見方は、収集された情報に明らかに一致するものだった」と話した。

原題:
Esper Says Bigger Iran Attacks Were ‘Days Away,’ Offers No Proof(抜粋)

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