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【米国株・国債・商品】株が反落、国債上昇-雇用統計に反応

10日の米金融市場では株式が下げ、国債が上昇。12月の雇用統計は強弱まちまちな内容となった。

  • 米国株は反落、予想下回る雇用統計に反応
  • 米国債は続伸、10年債利回りは1.82%に低下
  • NY原油は続落、中東巡るリスクの後退で週間ベースでも大幅安
  • NY金は反発、米雇用統計軟調や米のイラン追加制裁で買い

  雇用者数が市場予想を下回り、平均時給の伸びが2018年半ば以来の低さとなったことを受け、S&P500種株価指数は3営業日ぶりに下落した。ただ、中東情勢が一定の落ち着きを見せたことから、同指数は週間ベースでは上昇を維持した。個別銘柄ではボーイングが下げ、ダウ工業株30種平均への重しとなった。雇用統計の賃金データでインフレ懸念が後退する中、米国債は上げ幅を拡大した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%安の3265.35。ダウ平均は133.13ドル(0.5%)安の28823.77ドル。ナスダック総合指数は0.3%低下。ニューヨーク時間午後4時31分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.82%。

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ブルームバーグ

  

  エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ネラ・リチャードソン氏は雇用統計について、「金融当局が政策を据え置き、経済は減速するという、統計発表前に皆が抱いていた見方とかなり整合している」とコメント。「どちらかと言えば、今回の統計は金融当局の姿勢をわずかに緩和的に傾けるもので、逆ではない」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。主要産油地域からの供給が地政学リスクの影響で乱れるとの懸念が現実化しなかったことから、週間ベースでは昨年7月以来の大幅安となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は52セント(0.9%)安の1バレル=59.04ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は39セント安の64.98ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。朝方には米雇用統計が予想を下回ったことが買い材料となった。その後はトランプ米政権がイランに新たな制裁を科したことを受け、安全な逃避先としての金の需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.4%高の1オンス=1560.10ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Fall, Bonds Rise After Jobs Report: Markets Wrap(抜粋)

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