コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(1月10日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株続伸、米雇用堅調や為替の安定を好感-機械など輸出や小売高い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は続伸。地政学リスクが後退する中、米国の堅調な雇用や為替相場の安定から業績期待が高まり、機械など輸出関連、医薬品が上昇。決算が評価された安川電機など設備投資関連、セブン&アイ・ホールディングスなど小売株も高い。

  • TOPIXの終値は前日比6.11ポイント(0.4%)高の1735.16
  • 日経平均株価は110円70銭(0.5%)高の2万3850円57銭

  東京海上アセットマネジメントの橋爪幸治シニアファンドマネジャーは「イラン問題は消化し、もう悪材料としてみる必要はなくなった」と指摘。イラン問題という不透明要因にもかかわらず日経平均が8日に一時2万3000円割れから瞬時に持ち直した経緯から、「2万3000円以下には簡単に行かないことが分かった」ともつけ加えた。

  • 東証33業種では医薬品や海運、機械、証券・商品先物取引、電機、小売が上昇率上位
  • 電気・ガスや鉄鋼、非鉄金属、銀行、保険は下落
  • 取引開始時に算出された株価指数オプション1月限の特別清算値(SQ)で、日経225型SQは2万3857円19銭と9日の日経平均終値を117円32銭上回った

●債券は下落、日銀オペ結果弱めや超長期軟調で-利回りはスティープ化

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は下落。日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果が弱めとなったことや超長期債が軒並み軟調となり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。半面、10年債利回りゼロ%近辺での投資家からの需要が相場を下支えした。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比7銭安の152円00銭。朝方に152円12銭を付けたが、直後から軟化し、日銀オペ結果を受けて午後の取引開始後には8銭安の151円99銭まで下げた
  • 新発10年債利回りは横ばいのマイナス0.005%
  • 超長期債は軒並み安い。新発20年債利回りは一時0.295%、新発30年債利回りは一時0.445%、新発40年債利回りは0.475%と、いずれも1ベーシスポイント(bp)以上の上昇

市場参加者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 日銀の買い入れオペは残存期間3-5年の応札倍率が高く、芳しくなかった
  • 10年債はゼロ%に分厚い壁があり底堅い一方で、超長期債は上値が重い
  • 目先の注目は14日の日銀の超長期債買い入れオペで30年64回債が対象に入るかどうか。入らなければ不透明感から上値が重くなりそうだし、入れば入ったで応札倍率が上がる可能性があり波乱材料に

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、物価連動債で、買い入れ額はいずれも前回から据え置き
  • 応札倍率は全ゾーンで前回オペを上回った。残存3-5年は3.40倍と2019年7月以来の高水準となり、売り圧力の強まりが示された

●ドル・円は強含み、米イラン懸念後退も米雇用統計待ち-109円半ば

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台半ばでドル買い・円売りがやや優勢となった。米国とイランの軍事的衝突や米中通商協議をめぐる懸念は後退したものの、海外時間に米雇用統計の発表を控えて値動きは限定的だった。豪ドルは市場予想を上回る小売売上高の発表後に上昇する場面があった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時15分現在、前日比0.1%高の109円57銭。午後に一時109円60銭と先月27日以来の高値
  • ユーロ・ドルはほぼ横ばいの1ユーロ=1.1109ドル
  • 豪ドル・ドルは0.3%高の1豪ドル=0.6880ドル

市場関係者の見方

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • 米国とイランの対立がすぐに解消されるわけではないが、年初の軍事行動は「出来レース」的な展開に落ち着きつつある。米中通商協議に関する懸念も後退し、リスクオン環境がドル・円には追い風になっている
  • 豪ドルは米中通商協議の影響が大きい通貨。米イラン情勢や豪州での山火事を受けた調整が一巡すれば反発に転じる可能性が高い
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE