コンテンツにスキップする

【NY外為】ドル上昇、米雇用統計に注目移る-資源国通貨は安い

更新日時

9日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が3日続伸。米株式相場が再び最高値を更新する中、ドル買いが優勢になった。市場の関心は10日発表の米雇用統計に移った。一方、原油や金相場の軟調を背景に、資源国通貨は主要10通貨で下落率上位。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。一時は昨年12月27日以来の高水準を付けた
  • カナダ・ドルは主要10通貨で下落率上位。原油が下げ幅を縮小するにつれ、カナダ・ドルもやや値を戻した。ニュージーランド・ドルも安い。一方、スイス・フランは主要10通貨に対して全面高
  • 円は下落。米国とイランの緊張が和らいだことが背景。8日に墜落したテヘラン発ウクライナ行きの旅客機について、米情報当局はミサイルに撃墜されたとの見方を強めていると関係者が明らかにしたが、円は軟調な地合いが続いた
    • 円はオフショア人民元に対して5カ月ぶり安値に下落。MSCI新興国通貨指数は2018年6月以来の高水準を付けた
  • 米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.85%。一時は1週間ぶりの高水準に上げていた
  • セントルイス連銀のブラード総裁は、中東情勢の緊迫化は米政策当局者にとってあまり懸念要因とはならないだろうと指摘。原油価格の上昇につながる可能性はあるものの、米経済への影響はニュートラルなものになるとの見解を示した
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は、米金融政策は「良好な状況」にあると指摘。経済成長は堅調で物価は安定し、労働市場は力強いとの認識を示した
  • 一方、イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、金融政策委員会(MPC)は近い将来に金融緩和を行う利点について議論していると発言。ポンド売りの材料となった
  • ニューヨーク時間午後4時36分現在、ドルは対円で0.4%高の1ドル=109円50銭。ユーロに対してはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1106ドル

原題:
Dollar Rises With Stocks; Commodity Currencies Drop: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、8番目のブレットを追加します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE