コンテンツにスキップする

テスラ、長年の強気派が利益確定勧める-最近の株価上昇踏まえ

ここ3カ月で株価が倍増するなど上昇気流に乗っている電気自動車(EV)メーカー、テスラに対し、強気な見解を長く維持していたアナリストがようやく姿勢を変えた。

  ロバート・W・ベアードのアナリスト、ベン・カロ氏はテスラ株が「適正に調整された」ようだとの見方を示した。同氏は2016年3月以降、テスラにとって最も厳しい時期だったにもかかわらず、投資判断を「買い」相当で維持してきたが、9日には「ホールド」相当に引き下げた。「最近の株価上昇を受けて、リスク・リワードが一段と均衡化した」と説明したが、目標株価はこれまでの355ドルから525ドルに引き上げた。

  「強い信念に基づいたような弱気派と激しい議論を交わしながら、投資判断を数年間『アウトパフォーム』としてきたが、当社は利益確定を勧める」とカロ氏は顧客向けリポートで指摘。厳しい2年が過ぎ「戦いに疲れた」と付け加えた。

  テスラ株は2019年前半に低迷したが、この数カ月では目を見張る回復を遂げた。今年は8日までの数営業日で18%近く値上がりした。

  テスラに対する市場センチメントは、予想外の黒字となった7-9月(第3四半期)決算の発表後に急変。このほか中国での需要好調や、予想を上回る10-12月(第4四半期)の出荷台数実績も追い風となった。

Tesla shares have been rising at a dizzying pace

  このほかバーンスタインのアナリスト、トニー・サコナギ氏は9日、テスラの強気な価格設定と直販モデルは「利点としてあまり評価されていないが、従来型自動車メーカーに対する競争優位性だ」と述べた。

原題:
‘Battle-Worn’ Tesla Backer Recommends Taking Profit Amid Surge(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE