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英中銀が追加金融緩和を議論、2.5ポイント利下げ分の余力あると総裁

  • カーニー総裁、短期的な金融緩和の利点をMPCが議論と発言
  • 英中銀には16年に導入した量的緩和の「少なくとも2倍」の購入余地

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、さらなる金融緩和策を導入する利点について金融政策委員会(MPC)で協議しているとし、景気てこ入れに向け行動する十分な余力があるとの認識を示した。

Bank Of England Financial Stability Report News Conference

カーニー英中銀総裁

  カーニー総裁は9日、ロンドンで開かれた英中銀の会議で、「景気は低迷が続き、経済のたるみは大きくなっている。インフレは目標を下回る。国内の信頼感がどの程度迅速に戻るかにかかっている部分が非常に大きい。そうした中で当然ながら金融政策委員会(MPC)では、英国の経済成長とインフレの回復を補強するため短期的な金融緩和の相対的な利点について議論がある」と語った。

  英中銀には、2016年8月に導入した600億ポンド(約8兆6000億円)の「少なくとも2倍」の資産購入余地があり、これは1ポイント前後の利下げに相当する効果があると総裁は指摘した。現行の政策金利は0.75%。フォワードガイダンスも活用できる政策手段だと述べたが、マイナス金利には言及しなかった。

  「全体で見て、従来型と非従来型の手段を合わせた政策余力は、危機前の緩和サイクルにおける2.5ポイント前後の利下げに相当する」と述べた。

  

原題:Carney Sees Ample Policy Space for BOE Debating Fresh Stimulus(抜粋)

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