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きょうの国内市況(1月9日):株式、債券、為替市場

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●日本株大幅反発、米・イラン警戒後退と円安-輸出や通信など広く上げ

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  東京株式相場は大幅に反発。米国とイランの軍事的緊張に対する警戒感が後退、原油価格が下落して為替相場も円安に振れ、業績懸念が和らいだ。電機など輸出関連や情報・通信、素材中心に東証33業種中31業種が上げた。

  • TOPIXの終値は前日比27.65ポイント(1.6%)高の1729.05
  • 日経平均株価は535円11銭(2.3%)高の2万3739円87銭

  BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史日本株式運用部長は「景気底入れ・業績回復期待から慎重な向きでさえ大きな下げは予想しておらず、有事で下がったところは買いという相場状況」と述べた。

  • 東証33業種では情報・通信や電機、精密機器、海運、化学、その他金融が上昇率上位
  • 米原油先物の大幅安を受けて鉱業と石油・石炭製品のみ下落

●債券下落、中東懸念後退でリスク選好の売り-30年債入札結果は下支え

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  債券相場は下落。米国とイランの軍事衝突が回避されたことで、中東情勢への過度な警戒感が後退し、リスク選好の債券売りが優勢だった。一方、30年利付国債入札の結果が市場予想を上回ったことで下値は限定的となった。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.005%。一時はゼロ%と昨年12月24日以来の水準まで上昇
  • 新発30年債利回りは一時2bp高い0.435%
  • 長期国債先物3月物の終値は13銭安の152円07銭。一時151円90銭まで下落したが、午後は下げ幅を縮め、取引終了にかけて152円11銭まで戻す場面も

市場参加者の見方

バークレイズ証券の海老原慎司ディレクター

  • 米国とイランの軍事的緊張がいったんほぐれたことでリスクオフが和らいでいる
  • 米長期金利が1.8%台半ばまで戻り、株も上昇する中で、債券には売り圧力が掛かった
  • 一方、30年債入札が市場の予想を上回る結果となり、相場を下支え

30年債入札

  • 最低落札価格は99円10銭、市場予想は99円05銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.66倍、前回は3.69倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)はテールは8銭、前回5銭
  • バークレイズ証の海老原氏
    • リスクオンを背景に入札に向けて金利が上昇したことで、押し目買いの動きがあったとみられる

●ドル・円がじり高、米イラン懸念後退で昨年末以来の高値-109円前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円前半でじり高。米国とイランの軍事的対立激化への懸念が和らぐ中、リスクセンチメント改善に伴う円売りがやや優勢となり、ニューヨーク市場で付けた昨年末以来の高値を更新した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時19分現在、前日比0.2%高の109円29銭で、一時109円32銭と12月30日以来の高値
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も堅調。ユーロ・円は0.3%上昇し、一時1ユーロ=121円55銭と1週間ぶり高値

市場関係者の見方

三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長

  • イランに続き、トランプ米大統領の声明も軍事衝突を望まないということで、戦争までの地政学リスクの高まりは回避される見通しとなったことを素直に好感したのがニューヨーク時間の相場
  • 110円はさすがに簡単に抜けないが、109円に乗せたことにより、フォロースルーという意味では12月にもみ合った109円半ばを再度見に行く可能性はある
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