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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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S&P500は11%下落へ、現在の「ばかげた」水準から-弱気派の予想

  • 下期のリセッション入りは「議論に値する可能性」-チェッキーニ氏
  • S&P500種指数と10年物米国債利回り、20年に大幅に低下を予想
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Friday, Oct. 5, 2018. A severe sell-off in technology stocks has pushed the front-month VIX futures contract to a premium relative to the second-month contract.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

キャンター・フィッツジェラルドはS&P500種株価指数と10年物米国債利回りが2020年に大幅に低下すると予想している。年後半には景気後退の可能性があるともみている。

  金融政策効果の低下、米欧で早急な財政政策措置が望み薄なこと、米雇用創出の質の低さ、くすぶる貿易紛争から、弱気な見方が依然として妥当だとキャンターのチーフ市場ストラテジスト、ピーター・チェッキーニ氏が8日に発表した20年の見通しで分析した。下期のリセッション(景気後退)は「議論に値する可能性」だとも指摘した。

  「市場はファンダメンタルズのリズムから外れている」とし、市場参加者はほぼ例外なく世界の経済成長が上向くと考えているが、「世界の成長の転換点は見られない中で、多くのリスク資産が今、ほぼ完璧な展開を織り込んだ価格になっている」と分析した。

Cantor's 2020 S&P 500 target is at levels it last hit in early October

  チェッキーニ氏は米株相場について最も弱気なストラテジストの1人。19年末のS&P500種を2390と予想したが実際は3231弱で年を終えた。

  上昇相場に乗り遅れることへの恐怖から同指数が3300に上昇する「可能性は明らかにある」が、3200台の現行水準は「とにかくばかげている」として、20年末の水準を現在から約11%安の2880と予想した。

  10年物国債利回りについては、年後半には1.25%に低下すると予想。9日は1.86%前後となっている。

原題:Biggest Stock Bear Sees 11% S&P 500 Drop From ‘Ludicrous’ Levels(抜粋)

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