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米レバレッジドローン投資家を襲うリプライシングと利回り低下傾向

米国のレバレッジドローンへの投資家は今後数週間に失望に見舞われるかもしれない。複数の企業が金利低下の恩恵を受けようと、リプライシングを計画している。

  ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)は8日、30億ドル(約3280億円)のタームローンのリプライシングに向けマーケティングを開始した。昨年12月のリフィニティブUSホールディングスの64億5000万ドル以降で最大規模のリプライシングになる。 WHのローンの格付けはリフィニティブと同じシングルBクラス。

Repricing Uptick

Single B leveraged loans are cutting their borrowing costs

Source: Bloomberg

  WHを所有するブルックフィールド・アセット・マネジメントは、リフィニティブと同様のリプライシングの成功を期待している。 WHのローンの金利は現在、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に3.5ポイント上乗せ。リプライシングでどの程度のスプレッド圧縮を目指すのかは今週明らかになる。

  高リスクローンの価格回復を受けてリプライシングの案件が増えている。クレディ・スイス・レバレッジドローン指数によれば、シングルBのローンとダブルBの価格差は縮小している。また、 S&P ・LSTAレバレッジドローン価格指数も5カ月月ぶり高水準の96.95となった。

  もちろん、高リスクの借り手により低い金利で貸し付けることになる投資家にとってリプライシングはありがたくない。さらに、現在はLIBORが低下かせいぜい横ばいのトレンドにあるため、痛みはさらに大きくなる。

Libor has been slipping, lowering loan borrowing costs

原題:
Leveraged Loan Investors Brace for Repricings, Lower Yields (1)(抜粋)

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