コンテンツにスキップする

ゴーン被告、精力的で自信に満ちた様子は経営首脳当時と変わらず

  • 自身の逮捕を米真珠湾攻撃に例える場面も-ベイルートで会見
  • 4カ国語を縦横に駆使して2時間半、逃亡劇の詳細は明かさず

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告は8日、ベイルートで開いた2時間半にわたる会見で英語、フランス語、アラビア語、ポルトガル語を縦横に駆使し、あらためて無実を訴えるとともに、自身を陥れたとして日本の検察当局・政府、日産幹部らを厳しく非難した。

  白髪が目立つようになったものの、ダークスーツに赤いネクタイを着用したゴーン被告(65)は精力的で闘争心にあふれ、自信に満ちた振る舞いは世界中を駆け巡っていた経営首脳当時と全く変わらない様子だ。

  会見場に早く着いた同被告は予定時間よりも早く会見を始めようとするなど、この機会を待ちきれないように見受けられた。妻のキャロル容疑者に関して、「一部の人々の場合、妻に会えないことは罰ではないかもしれない」が、自分はそうではないと冗談を交える場面もあった。

  日産の経営再建と日本に貢献した自分が、なぜ「悪意の報い」を受けなければならないのかと何度も問い掛けたゴーン被告は、自身の突然の逮捕を第2次世界大戦での日本海軍による米真珠湾攻撃に例えても見せた。

  ブルームバーグ・ニュースをはじめ、報道各社はゴーン被告が大型の黒いケースに隠れて出国したと報じているが、同被告は逃亡劇の詳細は明らかにしなかった。大きなケースで旅行することを勧めるかとの質問には、満面に笑みを浮かべ手を振って次の質問を促した。

会見したカルロス・ゴーン被告

(Source: Bloomberg)

原題:Defiant Ghosn Invokes Pearl Harbor, Shows Fabled Brashness (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE