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米下院、トランプ大統領の対イラン軍事行動を制限する決議案採決へ

  • 議会の承認などがない限り、イランに対する軍事行動停止を求める
  • 上院でも同様の決議案-多くの支持集める可能性低く、採決は象徴的
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

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ペロシ米下院議長は8日、イランに対する軍事行動についてトランプ大統領の選択肢を制限する決議案を9日に採決することを明らかにした。また、イランの司令官を殺害した先週の空爆を正当化する政権側の説明に民主党側は納得していないとも指摘した。

  エリッサ・スロットキン下院議員(民主、ミシガン州)が提出した戦争権限に関する決議案は、議会の承認があるか差し迫った脅威への対応でない限り、イランに対する軍事行動を停止するよう大統領に求める内容。上院でも同様の決議案をティム・ケーン議員(民主、バージニア州)が提出した。

  ただ採決は象徴的なものと言えそうだ。上院の決議案が過半数を占める共和党議員から多くの支持を集める可能性は低く、下院の決議案も法案署名のために大統領に送付されることはなさそうだ。

  ペロシ議長は8日の声明で、議会には「米国民の安全を守る」義務があると指摘。トランプ大統領の行動はイランとの緊張をエスカレートさせることで外交官や軍人を危険にさらしていると批判。さらに「議会メンバーはイランに敵対行為を行う政権の判断と今後の戦略欠如ついて、深刻かつ差し迫った懸念を有している」と強調した。

  エスパー国防長官やポンペオ国務長官ら政権当局者は8日午後、上下両院の議員に非公開で説明を行った。

 

原題:
House Democrats Head for Symbolic Showdown to Curb Trump on Iran(抜粋)

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