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債券は下落、日銀オペ結果弱めや超長期軟調で-利回りはスティープ化

更新日時

債券相場は下落。日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果が弱めとなったことや超長期債が軒並み軟調となり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。半面、10年債利回りゼロ%近辺での投資家からの需要が相場を下支えした。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比7銭安の152円00銭。朝方に152円12銭を付けたが、直後から軟化し、日銀オペ結果を受けて午後の取引開始後には8銭安の151円99銭まで下げた
  • 新発10年債利回りは横ばいのマイナス0.005%
  • 超長期債は軒並み安い。新発20年債利回りは一時0.295%、新発30年債利回りは一時0.445%、新発40年債利回りは0.475%と、いずれも1ベーシスポイント(bp)以上の上昇

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 日銀の買い入れオペは残存期間3-5年の応札倍率が高く、芳しくなかった
  • 10年債はゼロ%に分厚い壁があり底堅い一方で、超長期債は上値が重い
  • 目先の注目は14日の日銀の超長期債買い入れオペで30年64回債が対象に入るかどうか。入らなければ不透明感から上値が重くなりそうだし、入れば入ったで応札倍率が上がる可能性があり波乱材料に
長期国債先物3月物の日中取引推移

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、物価連動債で、買い入れ額はいずれも前回から据え置き
  • 応札倍率は全ゾーンで前回オペを上回った。残存3-5年は3.40倍と2019年7月以来の高水準となり、売り圧力の強まりが示された
  • 備考:過去の日銀オペの結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.110%-0.005%0.290%0.440%0.475%
前日比-0.5bp+0.5bp横ばい+0.5bp+1.0bp+1.0bp
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