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イラン、米軍駐留基地にロケット弾-市場の反応示す4チャート

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米軍とイラク軍が共用するイラク空軍基地をイランが複数のロケット弾で攻撃したのを受け中東情勢が緊迫化し、アジア時間8日に安全資産と米国株先物、アジア株が乱高下し、世界の金融市場は大きく動揺している。

  米軍による先週のイラン革命防衛隊精鋭部隊のソレイマニ司令官殺害に対するイランの報復行動は、世界の市場に新たな波乱をもたらしている。S&P500種株価指数の先物は一時1.7%下落したが、その後イラン政府が戦争を求めていないと表明しトランプ米大統領も「全て問題ない」とコメントしたのを受け、下げ幅を縮めた。市場の反応を示したチャートを以下に挙げた。

石油と米国株

  ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は一時4.4%上昇。CMEに上場するS&P500種株価指数Eミニ先物は1%以上値下がりした。その後は、米政府が直ちに軍事行動を起こす兆候はなかったことから市場の反応は弱まった。

S&P 500 futures, oil swing on Iranian rocket attack

米国債とドル・円

  米10年国債利回りは11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)以上低下し1.70%を付けた後に反転。ドルは対円で大きく変動した。中東で紛争が激化すれば、10年国債利回りは短中期的に1.6%にまで下がる可能性があるとIGマーケッツのアナリスト、カイル・ロッダ氏は予想した。

Ten-year Treasury yields, dollar-yen dropped as investors sought havens

  金は1オンス=1600ドルを超え、2013年以来の高値に達した後に値を戻した。

Prices breach $1,600 an ounce for first time since 2013

ボラティリティー

  日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)は一時4ポイント上昇し、CBOEボラティリティー指数先物1月限は3ポイント近く上昇した。

Japan, U.S. stock volatility gauges spiked as tension ramped up

原題:Global Market Reaction to Iran Rocket Attack in Four Charts(抜粋)

(リスク資産のその後の反発について追加し、チャートを更新します)
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