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きょうの国内市況(1月8日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅反落、イラン反撃開始でリスク回避-輸出中心ほぼ全面安

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  東京株式相場は大幅反落。イランが米国に反撃を開始したことで景気の先行き不透明感が強まり、リスク回避の動きが広がった。機械や精密機器など輸出関連、素材、不動産中心に東証33業種中32業種が下げた。

  • TOPIXの終値は前日比23.65ポイント(1.4%)安の1701.40
  • 日経平均株価は370円96銭(1.6%)安の2万3204円76銭
    • 一時2万3000円下回る-昨年11月21日以来

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「イラク国内での交戦は想定から外れていない」とした上で、「今は良い着地点になるのか悪い着地点になるのかが見えないため、目先でポジションを持っている人たちが売っている」と述べた。

  イランによる攻撃が伝わって原油価格が急騰するとともに米S&P500種Eミニ先物は一時1%超下落。日経平均は午前に624円安の2万2951円と、昨年11月21日以来の2万3000円割れとなった。東証1部は値下がり銘柄が92%を占めほぼ全面安。

  • 東証33業種では海運や精密機器、ガラス・土石、不動産、化学、建設が下落率上位
  • 鉱業のみ上昇

●債券上昇、イラン報復でリスク回避の買いー午後は上げ幅縮小

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  債券相場は上昇。イランが米軍の駐留するイラクの基地を攻撃したことを受けて、リスク回避の買いが強まった。もっとも、米軍の被害が限定的だったことに加え、イランが報復の完了を表明したことで、午後は相場の上げ幅を縮小する展開になった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比6銭高の152円20銭。午前は152円46銭まで上昇した。午後は急速に上げ幅を縮小し、一時2銭安の152円12銭まで下落も
  • 長期金利の指標となる新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.015%、一時マイナス0.03%に低下
  • 新発20年債利回りは0.275%、新発30年債利回りは0.415%と、いずれも1.5bp低下。午前にはそれぞれ0.255%、0.395%まで低下

市場参加者の見方

JPモルガン証券の山脇貴史債券調査部長

  • イラン攻撃が昨年末から続いた景気楽観論やリスクオンの流れを巻き戻すきっかけに
  • 中東情勢はすぐには沈静化せず緊迫感が続く可能性が高く、金利は当面低下方向か
  • もっとも、マイナス金利では債券を買いたくないという国内投資家も多く、一気にたたみかける展開になるかは疑問

●ドル・円、米イラン情勢巡り乱高下-昨年10月以来の安値から戻す

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  東京外国為替市場のドル・円相場は乱高下した。イランが米軍駐留のイラク基地に攻撃開始との報道を受けて、一時は日中高値から1円近く値を下げ、3カ月ぶりの安値を付けたものの、その後の報道で短期的にさらなる事態悪化が避けられる見通しとなったことから戻した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時11分現在、前日比0.1%安の108円31銭。早朝に付けた日中高値の108円52銭から一時は昨年10月10日以来の安値となる107円65銭までドルが売られた

市場関係者の見方

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤):

  • イランが米軍駐留のイラク基地に攻撃を開始したということで米イラン関係の悪化懸念が高まり、リスク回避の円買いが強まったー早朝のドル売り・円買い
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