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Photographer: VIKTOR DRACHEV/AFP
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【米国株・国債・商品】株が反発、原油安い-イラン巡る緊張残る

更新日時
A by-pass cock is seen at the Mozyr oil refinery some 300 km south of Minsk in Mozyr on January 4, 2013. AFP PHOTO / VIKTOR DRACHEV (Photo credit should read VIKTOR DRACHEV/AFP via Getty Images)
Photographer: VIKTOR DRACHEV/AFP

8日の米金融市場では株式が反発し、国債が続落。トランプ米大統領はイランに対し強硬な姿勢を強めなかった。取引終盤にはバグダッドで新たなロケット弾攻撃があったとの報道で緊張が高まり、株式は日中高値を大きく下回って引けた。

  • 米国株は反発、イラン巡る緊張で上げ幅縮小
  • 米国債は続落、10年債利回り1.87%
  • NY原油は大幅続落、60ドル割れ-イラン攻撃、トランプ氏の姿勢は慎重
  • NY金先物は反落、トランプ氏のイラン関連発言で懸念後退

  トランプ米大統領がイランに対する追加の武力行使を示唆しなかったことから、S&P500種株価指数は日中高値をつけた。遅い時間にはバグダッドの旧米軍管理領域(グリーンゾーン)にロケット弾数発が撃ち込まれたと伝わり、伸び悩んだ。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%高の3253.05。ダウ工業株30種平均は161.41ドル(0.6%)高の28745.09ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.87%。

An overnight stock swoon turned to intraday records for the S&P 500

  ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのシニア・グローバル・マーケット・ストラテジスト、サミーア・サマナ氏は「地政学的リスクは残り、一時的な変動要因となる一方、現在の状況が投資見通しの変更を正当化するとは考えない」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。3カ月ぶりの大幅安で、イラン司令官殺害の後の上昇分が消えた。トランプ大統領は声明で、米軍駐留基地に対するイランの攻撃に慎重に対応する姿勢を示した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は3.09ドル(4.9%)安の1バレル=59.61ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は2.83ドル安の65.44ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。アジア時間には1600ドルの大台を突破する場面があったが、イランは「行動を抑制している様子だ」とトランプ大統領が述べ、両国の対立が悪化するとの懸念が和らいだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.9%安の1オンス=1560.20ドルで終了。前日までは10営業日続伸していた。

原題:Stocks Rise, Oil Drops But Iran Jitters Remain: Markets Wrap(抜粋)

Oil Drops Below $60 After Trump Downplays Iran Missile Attacks

Gold Declines After Trump’s Comments on Iran Ease War Tensions

(市場関係者のコメントなどを追加、相場を更新します)
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