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1月7日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル上昇、中東緊迫や米指標で買い戻し-円も高い

  7日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要10通貨すべてに対して上昇。中東情勢の緊迫に加え、米経済指標が好ましい内容となったことから、ドルの買い戻しが入った。一方、オーストラリア・ドルは下落率トップで、昨年12月半ば以来の安値に下げた。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%高。一時は昨年12月27日以来の高水準となり、昨年末に見られた下落分の約50%を取り戻した
  • 12月の米ISM非製造業総合景況指数は市場予想を上回った。一方、11月の米製造業受注は減少した
  • 円とスイス・フランも幅広い通貨に対して上昇。フランは対ユーロで、17年5月以来の高値を付けた
  • 米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口の投機筋が保有するドルのネットショート(売り越し)ポジションは、12月31日終了週に2018年6月以来の高水準となった
  • 株式市場ではS&P500種株価指数が下落したものの、株価のボラティリティーを示す指標は低下。国債市場では米10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.82%
  • ニューヨーク時間午後4時49分現在、ドルは対円で0.1%高の1ドル=108円43銭。ユーロに対しては0.5%高い1ユーロ=1.1146ドル
  • 豪ドルは対米ドルで1.1%安と、5営業日続落

原題:Dollar Rises as Shorts Unwound; Aussie Slumps: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が反落、イラン巡る緊張で警戒感-金は続伸  

  7日の米株式相場は反落。米国とイランの間の緊張が悪化する可能性を巡り、警戒感が続いた。米国債は長期債を中心に下落。

  • 米国株は反落、米・イランの緊張激化を警戒-半導体は高い
  • 米国債は長期債中心に下落、10年債利回り1.82%
  • NY原油は反落、イランの動き待つ展開
  • NY金先物は10日続伸、スポット相場は約6年ぶりの高値圏維持

  S&P500種株価指数が下げるのはここ3営業日で2日目。米国がイラン司令官を殺害したことへの報復として、武力行使も含め検討しているとイランが表明し、慎重な地合いとなった。半導体銘柄は買われ、同株価指数を支えた。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%安の3237.18。ダウ工業株30種平均は119.70ドル(0.4%)安の28583.68ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.82%。

  BNYメロン傘下ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏は「市場はある程度落ち着いてきた」とコメント。米国とイランについては「将来、対立が激化するのかどうかが問題で、市場はまだ分かっていないと思う。またすぐに激化する可能性はある」と指摘した。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。イランと米国の対立が中東原油供給の途絶をもたらすかどうかを見守る様子見相場で、今年初の下落となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は57セント(0.9%)安の1バレル=62.70ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は、64セント安の68.27ドル。

  ニューヨーク金先物相場は10営業日続伸。米国と対立するイランの次の動きが注目される中、金への逃避需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.4%高の1オンス=1574.30ドルで終了。スポット相場は2013年4月以来の高値圏を維持した。

原題:U.S. Stocks Fall Amid Iran Tensions; Dollar Gains: Markets Wrap(抜粋)

Oil Posts First Loss of the Year as Market Awaits Iran Response

Gold Holds Near Six-Year High With Iran’s Next Moves in Focus

◎欧州債:アイルランド、ポルトガル債が上昇-ドイツ債ほぼ変わらず

  7日の欧州債市場ではアイルランド債とポルトガル債がユーロ圏国債の大半をアウトパフォームした。両国とも銀行団を通じた国債発行への期待が高まった。ドイツ債はほぼ変わらず。英国債は下げ幅を縮小。10年債の入札で投資家の需要が良好だった。

  • イタリア債は小幅安。ユーロ圏の他国債を下回るパフォーマンスだった
  • 英国債は朝方に下落。ジャビド財務相が投資のために借り入れを増やす計画を示したことが嫌気された
  • ドイツ10年債利回りはほぼ変わらずのマイナス0.28%、イタリア10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.38%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Irish Bonds Outperform Peers; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します)
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