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Tモバイルは多分「勝ち組」、スプリント買収不承認でも-アナリスト

米携帯電話事業者TモバイルUSによるスプリント買収計画に関し、合意は破談になる可能性の方が高いとの見方がウォール街では今や優勢になっている。ただ野村傘下インスティネットなどがここへきて、別の見解を示した。

  インスティネットはTモバイルの投資判断を「買い」に引き上げた(従来は「中立」)。同社のジェフリー・クバール氏は、合併が承認されればTモバイルは大きなシナジー効果を享受できるが、Tモバイルの投資家は承認・不承認の「いずれのシナリオでも勝ち組」になると指摘。仮に買収計画が頓挫した場合でも「複数の大きな障害が取り除かれ」、そこそこの株価プレミアムを取り戻せる可能性があると説明した。

  7日の米株式市場でTモバイル株は上昇。朝方の下げから持ち直した。

  Tモバイルによるスプリント買収についての合意は、2018年4月の発表以降、Tモバイルの成長見通しへの不透明要因となってきた。クバール氏は、同計画についての裁判所の判断が2月初旬までに下る可能性が高く、承認される確率は45%あるとの見方だ。

  ユナイテッド・ファースト・パートナーズ(UFP)によると、両社の弁護団は州司法長官の法務チームよりも「若干良い」働きを見せた。だが先月の審理では、州司法長官側が勝利を収めるとの見方を「根本から変える」ようなものはほとんど見られなかったと、UFPのアナリスト、アンナ・パブリク氏は指摘した。UFPは、両社側が勝利する確率はわずか30%だと予想している。

原題:
T-Mobile Probably a Clear Winner No Matter the Sprint Decision(抜粋)

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