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UBS、EMEAウェルス部門を3分割-世界的再編で最大500人削減

スイスの銀行UBSグループは、欧州・中東・アフリカ(EMEA)のウェルスマネジメント事業の新たな地域別責任者を発表した。

  ウェルスマネジメント共同責任者イクバル・カーン、トム・ナラティル両氏は、EMEA事業を3地域に分割することを決めた。行員向け文書をブルームバーグが確認した。現在EMEAウェルスマネジメントを統括しているクリストル・ノバコビッチ氏は西欧のみの責任者となる。

  中東欧はキャロリン・クナート氏、中東・アフリカはアリ・ジャヌーディ氏が率いる。UBSは分割によりそれぞれの地域の顧客数を倍増させることができ得るとの見通しを示した。

  カーン氏がナラティル氏とともにウェルスマネジメント事業を統括するようになった数週間後に、UBSは超富裕層のみを対象とする部門の分割を決めた。広範な組織再編により、世界で管理職の階層を3段階減らすとともに、富裕層顧客への貸し付けの迅速化を図る。

  この再編の結果、UBSはウェルスマネジメント事業で最大500人の雇用減を見込んでいる。

  文書によると、富裕層への貸し付けを増やすため、ウェルスマネジメント事業由来の融資の利益とリスクは同部門の勘定に計上する計画だ。カーン氏は先に、融資を増やすことで「迅速な勝利」を得ることができると述べていた。前の勤め先のクレディ・スイス・グループで、この戦略を採用していた。

  目的は、ウェルスマネジメントと投資銀行部門の間の時間のかかる交渉を排除し、ローン承認をスピード化することだという。

原題:UBS Names Regional Wealth Heads, Trims Novakovic’s Territory(抜粋)

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