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香港の大家さん受難-長引くデモの影響で店舗閉鎖や賃料値下がり

商業施設の賃貸料が世界でも指折りの高さの香港で、家主が厳しい環境に直面している。

  2019年半ばに始まった民主化運動で大規模抗議デモが繰り広げられてきた人気のショッピング街では観光客が急減、小売業者は苦境に陥っている。

Demonstrators March On The Streets In Hong Kong As Shuttered City Tries To Get Back to Business

抗議活動への対応で軒尼詩道(ヘネシーロード)を歩く機動隊(10月6日)

写真家:ジャスティン・チン/ブルームバーグ

  香港小売管理協会(HKRMA)によれば、向こう6カ月で5600人以上の雇用が失われ、何千もの店舗が閉鎖される可能性がある。 センタライン・プロパティ―・エージェンシーのデータによると、小売店舗賃貸の契約額は19年下期に前年同期比で26%低下した。

  CBREグループで香港を担当する調査責任者のマルコス・チャン氏は、「小売業者は非常に慎重になった。今後1年、あまり拡大はないだろう」と話した。

  昨年6月の抗議デモ開始以降、国際的ブランドは事業を縮小している。高級ファッションブランドのプラダは銅鑼湾(コーズウェイベイ)地区にある旗艦店の賃貸契約を更新しないことを決めたと香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた。家主はここにテナントを呼び込むため、賃貸料を44%値下げしたという。

  ギリシャのブランド、フォリフォリも、賃貸契約終了に先立ち昨年12月に中環(セントラル)の1店舗を閉鎖。フランスのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンもコーズウェイベイのタイムズスクエア店を閉鎖する予定。

Top Dollar

Causeway Bay's rent for street shops is highest worldwide

Source: Cushman & Wakefield

Note: Price per square foot per year.

原題:Hong Kong Landlords Face Tough Times as Shop, Office Rents Sink (抜粋)

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