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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
cojp

中東緊張でも中銀が株価下支え、下げは限定的-モルガン・スタンレー

  • 中銀が流動性供給、S&P500指数が5%を超えて下げる可能性低い
  • 悪いデータやニュースを過剰流動性が吸収している-ストラテジスト
Monitors display signage outside of Morgan Stanley global headquarters in New York, U.S., on Monday, Oct. 14, 2019. Morgan Stanley is scheduled to release earnings figures on October 17.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

中東の緊張の高まりが、高値更新を続ける米国株の上昇にストップをかけているが、モルガン・スタンレーの見通しは強気派にとって救いだ。

  米連邦準備制度をはじめとする世界の中央銀行が金融システムに流動性を供給しているため、S&P500種株価指数が5%を超えて下落する可能性は低いとマイク・ウィルソン氏らストラテジストが予想した。

  米当局と日本銀行、欧州中央銀行(ECB)は合計で月1000億ドル(約10兆8500億円)のペースでバランスシートを拡大させ、中国人民銀行は先週、市中銀行の預金準備率を引き下げた。

  報復を巡る米国とイランの首脳らの応酬や米製造業指標の予想外の悪化にもかかわらず米株相場がやや回復したのは、このような豊富な流動性のおかげだとウィルソン氏は指摘した。同氏は昨年、中銀の力を思い知らされた。株価に弱気な予想をしたが、相場は上昇。米金融当局の利下げは予測していなかった。

  同氏は6日のリポートに、「流動性は勝つ」と記述。このところの株価の動きは「悪いデータやニュースを過剰流動性が吸収し続けていることを示した」と分析した。

原題:Morgan Stanley Says Fed Liquidity Is Stanching S&P 500 Bleeding(抜粋)

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