コンテンツにスキップする

ボーイング株が急落、MAX問題や追加借り入れ巡る報道を嫌気

6日の米株式市場でボーイングの株価が下落。「737MAX」運航停止の影響で同社が借り入れを増やす可能性を検討しており、運航再開への道がまた複雑になる可能性があるとの報道が響いた。

  ボーイングは第3四半期末の時点で約200億ドル(約2兆1700億円)の手元資金を有したが、MAX問題に絡むコストがかさみ、それが同社に追加借り入れの検討を促したと、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は6日報じた。事情に詳しい複数の匿名関係者が話したという。

  中東情勢の緊張を背景に米国株全般が下げた6日、ボーイング株は前週末比1.5%安となる場面があった。2件目のMAX墜落事故が発生してから今月3日までに、ボーイング株は21%下げている。

  WSJによると、ボーイングの支出は2020年上期に150億ドルを超える可能性があり、その一部を賄うため最大50億ドルを追加調達するとアナリストらは予想している。

  WSJは5日、事情に詳しい政府および業界関係者の話として、米規制当局がMAXを操縦するパイロットにシミュレーター訓練の完了を義務づけることを検討していると報じた。連邦航空局(FAA)の広報担当者は具体的なコメントを拒否し、さらなる分析と検査が必要だと述べるにとどめた。ボーイングの広報担当者は、「パイロットの訓練や手続き、チェックリストを含め、安全な運航再開に向けたあらゆる側面を検討している」とWSJに語った。

原題:
Boeing Drops on Reports of Max Issues, Possible Fundraising (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE