コンテンツにスキップする

前ECB総裁と前FRB議長、低金利のリスク指摘-日本化にも警鐘

低インフレと低金利の世界で米国とユーロ圏は困難な経済的課題に直面しており、中央銀行だけではこれに対処することができない。ドラギ前欧州中央銀行(ECB)総裁とイエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が指摘した。

  ドラギ氏は5日、サンディエゴでの米経済学会(AEA)の年次総会にビデオ参加し、「ユーロ圏には日本化のリスクが多少あると考えている」が、デフレ的停滞を回避するための包括的な行動があれば、「そうなると決まったわけでは決してない」と語った。 「ユーロ圏にはまだこれを行う余地があるが、時間は無限ではない」と付け加えた。

G7 Finance Ministers and Central Bank Governors' Meeting

イエレン氏とドラギ氏

  ブルッキングズ研究所のディスティングイッシュト・フェローのイエレン氏は、米国は長期の停滞に巻き込まれたとするサマーズ元米財務長官に同感だと述べた。 貯蓄が投資を上回る結果、金利が低下している状態だという。同氏は人口高齢化や生産性伸び悩みなど金利を抑える構造的要因を挙げ、 「これらの要素は本質的に慢性のものになりがちだ」と指摘した。

原題:
Draghi, Yellen Warn of Risks Facing Policy in Low-Rate World(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE