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日銀、中東情勢緊迫化で海外経済リスクへの警戒継続へ-黒田総裁

  • 黒田総裁は全銀協会合で、当面予断許さない状況続くとの認識を表明
  • 引き続きリスクを注意深く点検し、適切な政策運営に努める
黒田総裁

黒田総裁

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
黒田総裁
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

黒田東彦日銀総裁は6日、都内で開かれた全国銀行協会の新年賀詞交歓会でのあいさつで、米・イラン情勢の緊迫化を踏まえ、「海外経済情勢に警戒が必要な点は変わらない」との認識を表明、日銀として引き続きリスクを注意深く点検し、適切な政策運営に努める意向を明らかにした。

  黒田総裁はこの中で、「世界経済の先行きはIT調整の進ちょくなど明るい兆し見られているが、当面は米中通商問題や地政学的リスクなど予断許さない状況が続く」と警戒感を示した。

  黒田総裁は昨年12月の金融政策決定会合後の記者会見で、海外経済面には若干明るい兆しが見られるものの、リスクは全体としてはなお高水準で警戒を要するとし、引き続き緩和方向を意識した政策運営が適当との考えを表明していた。

  米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害で中東情勢の緊張が一段と高まっているのを受け、円の対ドル相場が107円台に上昇したほか、日経平均が一時500円超下落するなど金融市場は年明けから波乱含みの展開となっている。

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