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日本郵政の増田新社長「創立以来、最大の危機」、グループ幹部に訴え

  • 一刻も早く原因解明し、顧客の不利益解消を-「再発防止策講じる」
  • 「悪いニュースほどすぐに教えてほしい」-信頼回復へ全力と指示

日本郵政の社長に6日就任した増田寛也氏はグループ幹部向けの年頭あいさつで、かんぽ生命保険での不正販売問題を「創立以来の最大の危機」と述べ、信頼回復に向けた取り組みに全力を挙げるよう指示した。

  日本郵政グループを揺るがした同問題は郵政社長であった長門正貢氏らグループ3首脳がそろって退陣する異例の事態に発展した。元総務相で郵政民営化委員長も務めた増田氏は、日本郵便、かんぽ生命の新社長とともに、経営体制の抜本的な立て直しを指揮する。

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新体制が発足した日本郵政グループ

  あいさつで増田氏は、幹部職員に危機感の共有を訴え、「一刻も早く原因を解明して、顧客の不利益を解消する。二度とこのようなことが起きないよう再発防止策を講じるとともに、一歩一歩、信頼を回復していかなければならない」と述べた。

  かんぽ生命の不正販売の原因として現場の情報が組織内できちんと伝達されていなかったことなどが挙げられているが、増田氏は「よいニュースは後でいい。悪いニュースこそすぐに教えてほしい」と述べた。

  増田氏は日本郵便の衣川和秀社長、かんぽ生命の千田哲也社長とともに9日、記者会見を開く。

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