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トランプ大統領、イラクへの制裁警告-イランには大規模報復も

更新日時
  • イラクが基地建設費用を補償せず米軍撤退させるなら制裁と言明
  • イランが何かをすれば大規模報復を行うとあらためて警告
People prepare to hang a poster of Qassem Soleimani, an Iranian commander, following a U.S. airstrike in Iraq, in Tehran, Iran, on Sunday, Jan. 5, 2020. 

People prepare to hang a poster of Qassem Soleimani, an Iranian commander, following a U.S. airstrike in Iraq, in Tehran, Iran, on Sunday, Jan. 5, 2020. 

Photographer: Ali Mohammadi/Bloomberg
People prepare to hang a poster of Qassem Soleimani, an Iranian commander, following a U.S. airstrike in Iraq, in Tehran, Iran, on Sunday, Jan. 5, 2020. 
Photographer: Ali Mohammadi/Bloomberg

トランプ米大統領は5日、イランへの大規模な報復を警告するとともに、米軍がイラクからの撤退を強いられ、イラクが軍事基地の建設費用を補償しなければ、同国に厳しい制裁を科すと語った。

  トランプ氏は大統領専用機「エアフォースワン」内で記者団に対し、中東に軍を派遣したことが米国にとって最悪の決定だったと述べた上で、米国はイラクでの軍事基地建設に巨額を費やしたと指摘した。

  フロリダ州から戻る機内でトランプ大統領は「イラクには法外な費用を要した空軍基地がある。私の任期のかなり前に行われた基地建設には巨額の費用がかかった。イラクがこの費用を支払わない限り、われわれは去るつもりはない」と発言。「駐留米軍の撤退が要請され、非常に友好的な実施の運びとならなければ、われわれはかつてないほどの制裁を科すことになるだろう」と続けた。  

  イラク議会は同日、駐留する外国部隊の撤退を求める決議案を可決した。米軍による先週のイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官殺害を受けたものだが、トランプ大統領の発言は緊張を一段と高めるものだ。

  トランプ大統領はイランに対する警告も強めた。同国がソレイマニ司令官殺害への報復として米国人や米施設を攻撃した場合、文化財を含む52カ所を攻撃する意向だとあらためて発言。

  「彼らは米国人を殺害することが許されている。米国人を拷問し、障害を負わせることも許される。道路脇に爆弾を仕掛け、米国人を吹き飛ばすこともだ。しかしわれわれは文化財に触れることを許されないのだろうか。そういうわけにはいかない」とトランプ氏は述べ、「彼らが何かすれば、大規模報復があるだろう」と警告した。

  トランプ大統領はまた、北朝鮮について短く言及。金正恩朝鮮労働党委員長が「私との約束を破るとは思わないが、もしかすると破るかもしれない」と語った。

原題:
Trump Vows Sanctions on Ally Iraq, Toughens Rhetoric on Iran(抜粋)

(トランプ大統領の発言などを追加して更新します.)
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