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大発会の日本株は大幅続落、中東情勢や米景況、円高懸念-自動車安い

更新日時
  • 米国はイランの精鋭部隊司令官を殺害、イランは報復を表明
  • 米ISM製造業景況指数は予想外に低下、円は一時1ドル=107円台
The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.
The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.
The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

6日の東京株式相場は大幅続落。米国とイランの関係悪化や米製造業景況感の停滞、為替相場の円高から業績不透明感が強まり、自動車など輸出関連や海運、医薬品中心に幅広く売られた。

  • TOPIXの終値は前日比23.87ポイント(1.4%)安の1697.49
  • 日経平均株価は同451円76銭(1.9%)安の2万3204円86銭

〈きょうのポイント〉

  • 米国はイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害
    • イラン国防軍需相は米国を支持する国に警告、報復なら反撃とトランプ米大統領
    • イラク議会は駐留する外国部隊の撤退を求める決議案を可決、米大統領はイラクへの制裁示唆
  • アジア時間6日の北海原油代表油種のブレント先物は1バレル=70ドル台乗せ-サウジへの攻撃を米が警戒

    • 3日のニューヨーク原油先物は3.1%高
  • 12月の米ISM製造業総合景況指数は47.2と予想外に低下、09年以来の低水準
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=107円70銭台、約3カ月ぶりの円高値

 

Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、年末にかけてキャッシュポジションを落とし、株式の比率を高めていた投資家にとって「地政学リスクの高まりは予想外だった」と話した。金融市場がボラティリティー(変動性)の上昇を織り込む過程では「株価の調整が起こりやすい」と同氏は言う。

  令和初の大発会は、昨年と同様に大幅安で取引を開始。原油価格の一段高や米S&P500種Eミニ先物が下落する中、先物主導で下げ幅を広げた。TOPIXは終値ベースで昨年11月29日以来の1700ポイント割れ、日経平均は12月12日以来の2万3500円割れと、それぞれ心理的節目を下回った。

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、地政学リスクを背景とした「原油高はガソリン価格の上昇を通じて米個人消費の打撃、日本企業にとってもコスト高になりかねない」と指摘。米ISM製造業景況指数については「景況感の戻りの鈍さはサプライズ。米中が貿易問題で正式調印していない中、設備投資が良くなっていない」と述べていた。

日本株の値幅、日柄調整に関する予想記事はこちらをご覧ください

  もっとも、先行きを悲観する声は少ない。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、米イラン関係の悪化について「テロなどがなければ時間とともに消化される材料」だと分析。重要なのは経済の見通しだとして、「米中貿易問題と同様にボラティリティーが高まる話であっても景気後退にはならない。日経平均は2万4000円台に戻すだろう」とみている。

  • 東証33業種では海運や空運、パルプ・紙など燃料コスト上昇や地政学リスクの影響が懸念された業種や、食料品、輸送用機器、医薬品が下落率上位
  • 原油高が在庫評価益につながると期待される鉱業と石油・石炭製品は上昇
  • 東証1部の値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は1835で全体の85%が安い
    大発会は続落
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