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トランプ大統領、イランが報復なら「不釣り合い」な形で攻撃へ

更新日時
  • 野党民主党は「あなたは専制君主ではない」と大統領にくぎを刺す
  • ポンペオ国務長官、対イラン行動はどれも「合法的」に講じられる
ポンペオ米国務長官

ポンペオ米国務長官

Photographer: Alex Edelman/Bloomberg
ポンペオ米国務長官
Photographer: Alex Edelman/Bloomberg

トランプ米大統領は5日、米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害への報復として同国が米国を狙って攻撃すれば、自分はイランを「不釣り合いなやり方」で攻撃する用意があると米議会に伝えた。

  大統領はツイッター投稿で、自分のこうした意向はツイートでも議会に知らせることができ、法律に基づく通知は不要ではあるものの、そうした手順を踏んだと指摘した。

  野党民主党が多数派を占める下院外交委員会はこれに対し、「米国憲法では、戦争遂行権限は議会に属すると定めている」とツイート。トランプ大統領に「戦争権限法を読む」よう促すとともに、「あなたは専制君主ではない」とくぎを刺した。

  5日の米主要各局のテレビ番組に相次ぎ出演したポンペオ米国務長官は、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害する決定の背景となった機密情報について、トランプ政権内に懐疑的な見解は一切なかったと説明した。

  トランプ政権はソレイマニ司令官殺害の理由として、同司令官が画策した攻撃が「差し迫っていた」と説明しているが、ポンペオ長官はCNNの番組で厳しい質問を受けた。同長官は、そうした攻撃が数日先か数週間先かは「問題ではない」と語った。

  一方、イランが報復すれば文化財を含む同国の52カ所を攻撃するとしたトランプ大統領の4日の警告について、質問を受けたポンペオ長官は釈明に追われた。文化財に対する攻撃は国際条約や米国防総省の交戦規則で禁じられているためだ。

  ポンペオ長官は、米国のイランに対するいかなる行動も「合法的」に講じられると主張。「われわれは制度の中で行動する」と述べた。

原題:Trump Vows Possible Disproportionate Strikes on Iran Targets (1)(抜粋)

(トランプ大統領のコメントを追加して更新します)
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