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在イラク米大使館を群衆が襲撃、トランプ大統領はイランを非難

更新日時

イラクの首都バグダッドで12月31日、米大使館の敷地内に群衆が乱入する事態が発生した。米国は先に、親イラン派武装組織のイラク拠点を空爆。これに抗議する武装集団とその支持者が数十人、米大使館周辺に集結していた。

  米大使館の警備員が催涙ガスや銃を使用し、抗議活動は直ちに沈静化したが、数十人は大使館周辺に設置したテントに立てこもった。公に話す権限がないとして匿名を条件に述べた事情に詳しい関係者によると、米大使はじめ外交官らは2日前に退去していた。大使館の建物自体は攻撃を免れたという。

  トランプ米大統領はツイッターで、米大使館襲撃およびイラク北部の米基地攻撃で米国人が殺害されたのは「全てイランに責任がある」と非難。イラク国民に対し、「イランに支配・管理されたくない者」は立ち上がれとも呼び掛けた。米基地への攻撃が、イスラム教シーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」拠点を米軍が空爆するきっかけとなっていた。

Outraged Iraqi protesters storm US embassy in Baghdad

在イラク米大使館の敷地に突入する群衆

  エスパー米国防長官は12月31日夜、約750人の米軍部隊を同地域に「直ちに展開する」との声明を出した。第82空挺師団の一部であるこの即応部隊から、向こう数日に追加派遣する準備も整っていると説明した。ただ、派遣先の具体的な場所には言及しなかった。

原題:Iraqi Militia Breaches U.S. Embassy Complex as Trump Blames IranTrump Bid to Curb Iran Falters After Baghdad Embassy Attack (2)(抜粋)

(第3段落以降にトランプ大統領の発言や米軍部隊派遣の情報を加え更新します)
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