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ウクライナと親ロ派反政府勢力が捕虜交換、プーチン大統領との合意で

  • 反政府勢力から捕虜76人が返還されたとゼレンスキー大統領官邸
  • ウクライナは捕虜127人を反政府勢力に引き渡したとフロマツケTV

ウクライナと同国東部の一部地域を支配する親ロシア派反政府勢力は29日、ウクライナ政府とロシアのプーチン大統領が今月結んだ合意の下、双方の捕虜を交換した。両国はドンバス地方での5年余りにわたる紛争の終結を目指している。

  ウクライナのゼレンスキー大統領のオフィスは同日、捕虜交換が完了したとの発表の際に、反政府勢力から捕虜76人が返還されたと明らかにした。一方、政府側は、反政府勢力が中央政府からの独立を主張して一方的に設立した自称「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」に計127人の捕虜を引き渡した、とウクライナのフロマツケTVが国家安全保障国防会議議長の顧問を務めるセルヒー・シボコー氏を引用して報じた。

  ゼレンスキー大統領とプーチン大統領は和平プロセス再開に向けた取り組みとして、12月第1週に仏独両国の首脳を交えて会談を行った。米国と欧州連合(EU)はロシアが対立をあおっているとして、同国に経済制裁を科している。

  プーチン大統領とドイツのメルケル首相は今回の捕虜交換について「肯定的な評価を与えた」と、ロシア大統領府が29日、両首脳の電話会談後に明らかにした。ウクライナのプリスタイコ外相はツイッター投稿で、認定された捕虜を交換する「万人に共通の」方法が、次回の独仏ロとの「ノルマンディー方式」による4カ国会合で優先課題として協議されるだろうと指摘した。

Line of Control

Ukraine has been wrestling with Russian-backed separatists since 2014

Source: Ukrainian Defense Military

原題:
Ukraine, Rebels Complete Prisoner Swap Under Deal With Putin (1)(抜粋)

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