コンテンツにスキップする

債券上昇、年末年始のリスクオフを警戒-需給緩和懸念で上値は限定的

更新日時

大納会の債券相場は上昇。年末年始の海外市場でリスク回避の動きが活発化する可能性が警戒され、買い圧力が掛かった。ただ、休場明け後の週に10年債と30年債の入札を控えて、需給緩和懸念から上値は限定的との指摘も聞かれた。

  • 新発10年債利回りは前週末比1ベーシス低いマイナス0.025%
  • 新発20年債利回りは一時2bp低い0.27%
  • 新発30年債利回りは一時2bp低い0.405%
  • 長期国債先物3月物の終値は12高の152円18銭。一時は152円25銭まで上昇

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • ことし初めのフラッシュクラッシュ(円が対ドルで急騰)もあり、リスクオフを警戒する見方に加え、月末の買いも入っている可能性
  • 閑散市場に売り物なしといった感があり、じりじりと買われる展開
  • ただ、ドル安が新興諸国の景気回復につながるとの見方などから、年明けには米金利上昇の可能性があり大きくポジションを傾けにくい面も

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 国内市場では休場明け最初の週に10年債と30年債の入札があり、月の後半には40年債入札も控えている
  • 単純に需給バランスだけを考えると、慌てて買う必要はないというイメージ
  • かく乱要因があるとすれば米中貿易交渉の決裂だが、来月中にまとまればいいというようなスタンスだろう

背景

  • 東京株式相場は下落。日経平均株価は181円10銭安の2万3656円62銭で終了
  • ドル・円相場は一時1ドル=109円07銭と、13日以来の水準まで円高が進行

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.130%-0.025%0.270%0.405%0.425%
前日比-0.5bp-1.0bp-1.0bp-2.0bp-2.0bp-2.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE