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【米国株・国債・商品】株は最高値圏で伸び悩む、国債上昇-金は続伸

27日の米株式市場では買い勢いが失速し、主要指数は高安まちまちとなった。米国株の時価総額は今年、5兆ドル余り拡大している。

  • 米国株はS&Pがほぼ変わらず、ダウ小幅高、ナスダック総合は小幅安
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.87%
  • NY原油先物ほぼ変わらず、週間は4週連続高-在庫減少
  • NY金先物は続伸、ドル下落で-週間は8月来の大幅高

  S&P500種株価指数はわずかに上昇して最高値を更新。前日に初めて9000を突破したナスダック総合指数は、この日は下落。大型株の上昇にけん引され、ダウ工業株30種平均は最高値を更新した。米国債は値上がり。

  S&P500種は前日比0.11ポイント上昇の3240.02。ダウ平均は23.87ドル(0.1%)高の28645.26ドル。ナスダック総合は0.2%下落。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.87%。

  S&P500種は12月に大きく上昇してきたが、テクニカル分析ではピーク形成の兆候が出てきている。

  元メリルリンチのトレーダーで、市場分析のニュースレターを創設したトム・エッセイ氏は「今後数日にこの上昇局面を阻むようなニュースやイベントは、まず思い当たらない」とリポートで指摘。その一方で、「12月の上昇はほぼすべて、何ら材料に基づいていない。これは楽観をやや抑える要因になるだろう」と述べた。

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  ニューヨーク原油先物相場はほぼ変わらず。3カ月ぶり高値を維持した。週間ベースでは4月以降で最長の連続上昇。株高につられたほか、政府の在庫統計も手掛かりとなった。米エネルギー情報局(EIA)の統計によれば、原油在庫は2カ月ぶりの水準に減少。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫は、約1年ぶりの低水準となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は4セント(0.1%)高の1バレル=61.72ドルで終了。週間では2.1%上げて、4週連続上昇。ロンドンICEの北海ブレント2月限は24セント高の68.16ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。ドルの下落を背景に、代替資産としての金の需要が高まった。金は週間ベースでは約4カ月ぶりの大幅高。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%高の1オンス=1518.10ドルで終了。一時は1519.90ドルと、10月25日以来の高値を付けた。週間では2.5%上げて、8月以来の大幅上昇。

原題:Stocks Struggle Near Record Highs; Dollar Falls: Markets Wrap(抜粋)

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