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イラク大統領が辞意-次期首相人選で親イラン派推す候補者の指名拒否

  • 次期首相には国を団結させる人が必要-国会議長への書簡で指摘
  • イラクでは腐敗やイランの影響力に対する反発で激しい抗議デモ

イラクのサレハ大統領は26日、辞任の意向を表明した。同国では政府の腐敗や劣悪な公共サービス、イランの政治的影響力への不満から数週間にわたる激しい反政府デモで多数の死傷者が出ており、混乱が収まる兆しは見られていない。

Theresa May Receives The President Of Iraq

サレハ大統領

  先月辞任表明したアブドルマハディ首相の後任を巡り、親イランの国会会派が推す候補者にデモ参加者が反発。サレハ大統領は板挟みとなっていた。アブドルマハディ氏は後任が決まるまで現職にとどまる。

  サレハ大統領は国会議長に宛てた書簡で、次期首相は国を分断するのではなく団結させる人でなければならないと指摘。国内の平和を守るため、親イラン会派が推薦したバスラ県のエイダニ知事を次期首相に指名しないことを謝罪した上で、「私は国会に辞表を提出する用意がある」と表明した。

原題:
Iraq President Says Willing to Resign Over Political Crisis(抜粋)

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