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トルコは「S400」巡る米国の制裁の脅しに屈せず-大統領府報道官

  • 米国はトルコがロシアから購入したミサイルの導入見送りを要求
  • 脅しは逆効果と、対トルコ制裁を後押しの米議会に釘刺す

トルコは24日、同国がロシアから購入した地対空ミサイル防衛システム「S400」の導入を見送らなければ制裁を科すという米国の脅しに屈することはなく、米国製防衛システム購入のためにS400を手放すつもりもないとする立場を表明した。

  トルコ大統領府のカリン報道官は閣議後、「わが国がS400を放棄しない限り、米国はパトリオットは売らないと言っている。このような前提条件をわれわれは受け入れられない」と述べた。

  北大西洋条約機構(NATO)で2番目の規模の軍隊を有するトルコはNATO脱退を否定しているが、S400を巡る米国との対立はエスカレートしている。トランプ米大統領はトルコに制裁を科せば一段とロシアに接近させかねないと制裁に反対しているものの、米議会が制裁を後押ししている。

  カリン報道官は、「理不尽な反トルコ感情が米議会にはびこっており、これはトルコと米国の関係にとって良くないことだ」とし、「このような脅しをすれば、彼らが望まない方向にトルコが向かうと理解するべきだ」と語った。

Delivery of 2nd S-400 battery parts to Turkey completed

トルコ・アンカラの空軍基地に到着したロシア製ミサイル防衛システムS400の部品

Bloomberg

原題:Turkey to Keep Russian Missiles, Defying U.S. Sanctions Threat(抜粋)

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