コンテンツにスキップする

マクロン仏大統領が特別年金辞退を表明も、デモ沈静化に至らず

  • 仏労組は来年1月にかけて年金改革への抗議活動を継続すると表明
  • マクロン氏はポイント制の年金額算定方式を採用へ-パリジャン紙

フランスのマクロン大統領は大統領経験者が受け取ってきた特別年金を辞退し、全国民を対象に提案する新たな年金制度のルールに自ら従うと表明したものの、ストライキを続ける労働者を納得させるには至っていない。

  マクロン大統領は21日遅く、自身の年金の権利を巡る仏紙パリジャンの質問に対し、国内労働者向けに導入を目指すルールを自らも尊重すると発言。同紙はマクロン氏が1955年の法律の下で大統領経験者が享受してきた終身年金の権利を放棄し、年金額をポイント制で算定する新方式を採用する意向だと伝えた。

President Emmanuel Macron Hosts Ukraine Summit

マクロン大統領

写真家:クリストフ・モリン/ブルームバーグ

  同大統領の年金改革への反対運動を主導する労働組合は、クリスマスから来年1月にかけてもデモを続けると発表。労働総同盟(CGT)は23日、ホリデーシーズン中に連日のデモを計画しているほか、政府に改革案撤回を求める主張を堅持すると説明した。

  燃料貯蔵所の一部労働者は南仏ラベーラにある施設の封鎖を開始し、他もこれに追随すると警告。フランス電力公社(EDF)の労働者による局所的な「サボタージュ」行動で、家庭やスタジアムが一時停電した。パリの地下鉄は依然として深刻な混乱状態にあり、24日に国内全土で運行予定の電車は通常の半分未満にとどまった。

原題:
Macron Pledge to Lose His Pension Privileges Doesn’t End Strike(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE