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独SPDの指導部交代、メルケル連立政権への支持拡大につながらず

  • SPDの支持率は13%、17年の20.5%から低下-ビルト紙の世論調査
  • 緑の党の21%、極右「ドイツのための選択肢」の15%を依然下回る

ドイツのメルケル連立政権の一翼を担う社会民主党(SPD)の指導部交代は、政権の追い風にはなっていないことが最新の世論調査で分かった。

  独紙ビルトの委託でINSAが実施した今年最後の調査によると、SPDの支持率は13%と前週から横ばい。2017年の前回総選挙当時は20.5%だった。メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は1ポイント上昇の28%。緑の党と極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」はそれぞれ21%と15%で、いずれもSPDを上回った。

Political Misery

Social Democrats stuck on 13% in latest poll

Source: Insa poll of 2,034 people for Bild, Dec. 20-23

Note: Margin of error +/- 2.5 percentage points

  SPDは今月、ワルターボルヤンス元ノルトライン・ウェストファーレン州財務相とエスケン議員のペアを共同党首に選出。新指導部は連立政権残留の条件として、メルケル首相やショルツ財務相が推進してきた財政規律の緩和に加え、インフラ投資支出の大幅拡大や最低賃金引き上げ、気候変動対策強化などの要求を打ち出している。

  ただ、緑の党とAfDが支持を広げる中、過去数十年で大幅なSPD離れが起きており、同党のこうした左派寄りシフトは有権者を取り戻すことにつながってはいないようだ。

原題:Merkel Coalition Partners Stuck in Doldrums After Shift to Left(抜粋)

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