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サウジとクウェート、中立地帯での原油生産再開で合意

  • シェブロンはワフラ油田で1年以内にフル生産への回復見込む
  • 生産再開は容易ではなく時間と準備が必要に-関係者

サウジアラビアとクウェートは両国国境の中立地帯における原油生産を約4年ぶりに再開することに合意した。

  サウジのエネルギー産業鉱物資源省はツイッターで、両国の合意により「共同油田からの原油生産の再開」が可能になったと説明。中立地帯にある油田は、日量50万バレルの生産能力を備え、石油輸出国機構(OPEC)加盟国で生産量下位3カ国の先月の生産量を上回る。

  中立地帯にあるワフラ油田でクウェート・ガルフ・オイル(KGOC)と共に事業を展開するシェブロンは24日の発表文で、1年以内にフル生産への回復を見込むと表明した。ワフラ油田は2015年5月以降、生産が停止されていた。

  こうした生産再開の日程が現行OPEC減産合意期間である来年3月末までの供給を大きく増やす可能性は低い。それでも、世界需要の伸び悩みと米国などからの供給増加が懸念される中で、市場心理を圧迫する可能性がある。

Desert Dispute

The Saudi Arabia and Kuwait neutral zone can produce 500,000 barrels a day

Source: S&P Global Platts

  クウェートとサウジの当局者は、生産再開時期を明確にしておらず、詳細を決めるにはさらに交渉が必要になると関係者は匿名を条件に述べた。同油田での生産再開は容易ではなく時間と準備が必要になるという。

原題:Saudis, Kuwait Agree to Resume Oil Output at Shared Fields (2)(抜粋)

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