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【NY外為】資源国通貨が上昇、中国関税引き下げで成長促進観測

更新日時

23日のニューヨーク外国為替市場では資源国通貨が上昇。ニュージーランド・ドルは主要10通貨に対して堅調となった。中国が発表した関税引き下げが世界の経済成長を押し上げるとの思惑が背景にある。米ドルは祝日前の薄い取引の中を底堅く推移した。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、前営業日比ほぼ変わらず。一時は11日以来の高水準を付けた。
  • 関税を巡る報道を消化する中、主要10通貨では豪ドルが2番目に堅調となり、カナダ・ドルは反発した
    • 今回の引き下げにより、既存の最恵国税率よりも低い暫定的な輸入関税率が2020年に適用されるのは859品目に上る見通し。こうした動きは米中貿易戦争と直接関係しないが、トランプ政権との合意を追求する中で経済を一段と開放するとの中国政府の主張を裏付けるものだ
  • 米経済指標が強弱まちまちとなる中、ドルは底堅く推移。11月の新築一戸建て住宅販売が増加した一方、耐久財受注は予想に反して減少した
  • ニューヨーク時間午後4時17分現在、ドルは対円で0.1%未満安い1ドル=109円41銭。ユーロに対しては0.1%安の1ユーロ=1.1091ドル
  • ポンドはドルに対して5日続落と、5月以来最長の連続安となった。合意なきEU離脱の懸念が再燃していることが背景。0.5%安の1ポンド=1.2938ドル
    • マクロ・ハイブのCEO兼調査責任者、ビラル・ハフィーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「EUからの強硬離脱の可能性がまだ残っていることを市場は認識した」と発言。英国は今後1、2年でリセッション(景気後退)に陥るリスクがあるとも指摘した。

原題:Commodity Currencies Rise on Trade; Dollar Steady: Inside G-10(抜粋)

(最終段落にコメントを加え、相場を更新します)
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